一般社団法人 コメディカルエキスパートトレーニング

真のチーム医療の実現を目指して活動しています

関西地区研修

2015年第7期研修は終了いたしました。
2016年は「CoMET2016 コメディカル教育プログラム」を開催いたします。

第7期関西地区研修

監修    南都 伸介  西宮市病院事業管理者
                
 
顧問    一色 高明  
上尾中央総合病院 心臓血管センター特任副院長・循環器内科科長

期間    2015年7月~12月

時間    1日6時間(9:00-16:00 休憩1時間含む)
         第5回のみ13:00-16:00

会場     第1・2・4回    ホテル新大阪コンファレンスセンター(新大阪)
         第3回         TKPガーデンシティOAPタワー(天満橋)
         第5回          京都桂病院 心臓血管センター 

研修費   10万円(消費税含む)

最少開催人数  35名

申込締切日 2015年6月17日
 
現在、若干名の空席がございますので引き続き申込受付中です。
 定員に達し次第締切となりますので、どうぞお早目にご検討下さいませ。

            
2015年度関西地区 パンフレットダウンロード           


お申込みは
こちらをご覧ください。
関東地区でも開催いたします。 

カリキュラム
第1回 2015年7月24日(土) 会場:ホテル新大阪カンファレンスセンター

   09:00-12:00 

   ①冠状動脈の解剖:あなたも読める冠動脈造影像
     南都 伸介 
西宮市病院事業管理者 
                       
      
選択的冠動脈造影検査は、冠動脈疾患の診断や治療において重要な役割を負っている。したがって、本疾患の診療にあたり冠動脈造影像を正しく理解することが必要である。
 さて、冠動脈造影を読むうえで、重要なことの一つは冠動脈の解剖の理解である。冠動脈は、大動脈起始部のバルサルバ洞からおこり、心臓を取り囲むようにして走行している。
 大別して、右冠動脈と前下行枝と回施枝からなる左冠動脈により形成されるが、各動脈はそれぞれ多くの枝がありこれらの立体的位置関係を正しく理解する必要がある。
 冠動脈造影検査では、狭窄部を正しく診断するために多方向から撮影するが、このことが造影像を読むうえでの理解を困難にしている。本カリキュラムでは冠動脈の解剖学的知識の習得のみならず、冠動脈造影像を読み解く力をつけていただくべく、特殊なモデルを作成しながら講義を行う予定である。

   13:00-16:00 

   ②ワークショップ(冠動脈模型の作製)
     田邊 智晴  
大阪府立精神医療センター 医務局研究検査科 主査
 
 西洋医学の基本は解剖学である。特に冠動脈撮影ではほかの血管とは異なり、幾多もの方向から造影検査が行われる。各撮影角度でどの血管が描出されているかを理解することは重要な課題でもある。
 ワークショップでは、①で学んだ冠動脈解剖をより深く理解するために冠動脈の模型を作成する実習を行う。血管の分枝や走行の立体的な構造を芽で確認することで冠動脈解剖の理解を深めることができる。
 また作成された模型は職場でのカンファレンスや患者の説明に用いる等有効なツールとなる。


第2回 2015年8月23日(日) 会場:ホテル新大阪カンファレンスセンター

   09:00-12:00 

   ③虚血性心疾患の疫学、病態、診断
     上田 恭敬 
国立病院機構大阪医療センター 循環器内科科長

 虚血性心疾患の病態を理解することによって、起こりうる合併症や注意すべき点を理解でき、心臓カテーテル検査 ・治療を安全におこなうためのチーム医療に貢献することができると考える。
 虚血性心疾患には、安定労作性狭心症、不安定狭心症、急性心筋梗塞、無症候性心筋虚血、冠攣縮性狭心症など様々な病態があるが、その病態の違いやカテーテル施行前におこなわれる各種検査結果からその病態をどのように考えるか、さらにはその結果何に注意すべきかを理解できるようになることを目標とする。
 この内容はカテ室で何をすべきかを考える際の基礎となるが、単に知識として覚えるのではなく、応用が利くように思考過程のトレーニングをして欲しい。

   13:00-16:00 

   ④冠動脈インターベンション治療
     小林 智子  
京都桂病院心臓血管センター循環器内科部長

 冠動脈インターベンション治療とは、冠動脈硬化症に対するカテーテルを用いた治療のことをさす。
カテーテル治療は、1978年にバルーンによる冠動脈拡張術が開始されてから 外科的な冠動脈バイパス手術と比べ低侵襲であることから、世界的に普及していった。
 その後、バルーン治療の弱点である急性冠閉塞、再狭窄を克服する目的でステントが開発され、現在の主流は薬物溶出性ステント治療となり、30年前の治療と比べ格段に治療効果、安全性が高まっている。
 ステント以外にも様々な治療器具があり、症例や、病態に応じての使い分けが行われており、それぞれの治療器具の解説、カテーテル治療の変遷、現在の治療の問題点、今後の展望につき解説する。

第3回 2015年10月24日(土) 会場:TKPガーデンシティ大阪OAPタワー貸会議室

   09:00-12:00 

   ⑤構造的心疾患の疫学、病態、診断、治療
     市堀 泰裕 
大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学 
                                              
  

 これまで、心臓カテーテル治療と言えば冠動脈インターベンション術(PCI)であったが、近年、弁膜症や心房中隔欠損などの構造的心疾患に対するカテーテル治療が急速に普及している。特に大動脈弁狭窄症に対するカテーテル的弁植込み術は2013年10月より治療が開始され、非常に注目を集めている。
 本講義は、代表的な構造的心疾患の知識を深めると共に、それらのカテーテル検査、治療が実際にどのように行われているかを学び、患者管理に役立てていただくことを目的としている。

   13:00-16:00 

   ⑥冠動脈インターベンション手技ハンズオントレーニング
     南都 伸介
 西宮市病院事業管理者 
    
     
             
 手技練習用トレーナーを用いて、冠動脈インターベンション手技の基本である、ガイドワイヤー挿入、バルーンカテーテル挿入などを実際に体験する。
 コメディカルが実際に手技をおこなう場面は実臨床の現場では有り得ないことであるが、実際に手技を体験することによって、医師が行う手技に対して、より適切な補佐が可能になると考える。
 コメディカルが手技に関する理解を深めることはより迅速かつ確実な手技に大いに貢献すると思われる。
今年はロータブレーターの実機を3台用意して、皆様に実際に操作していただく予定である。

第4回 2015年11月14日(土) 会場:ホテル新大阪コンファレンスセンター

    09:00-12:00 

    ⑦ワークショップ(心カテ室の実際)
      松尾 浩志 
大阪警察病院心臓血管センター循環器科   

 心臓カテーテル検査室では様々な職種が協力をして診断、治療にあたっている。
しかしながらそれぞれの職種の連携がうまくいっていなければ 検査、治療がスムーズに進まないとは言うまでもない。 心臓カテーテル検査室の運用方法は病院毎に異なっている。
 本ワークショップではどのような点に注意すればいいのか?合併症や緊急時にはどのような行動をとればいいのか?そして検査、治療をスムーズに進めるためにはどのような工夫をすればいいのか?病院毎にどのような工夫をしているのか?など意見を出し合いながらお互いに学んでもらいたい。
 そしてカテーテル検査室勤務の職種だけでなく病棟スタッフにもカテーテル検査室での実際を学んでもらえる機会となれば幸いである。

    13:00-16:00

    ⑧閉塞性動脈硬化疾患の疫学、病態、診断、治療
      飯田 修 
  関西ろうさい病院 循環器内科 副部長

 末梢動脈疾患(PAD:peripheral disease)とは冠動脈と頭蓋内動脈疾患以外と定義される。
近年、生活習慣病の増加と高齢化により動脈硬化性疾患の一部症であるPADは増加傾向である。  本研修においてはより具体的に、その病態・診断・治療についての現在までのエビデンスの整理と日本の現状を実例を提示しながら講義する予定である。

第5回 2015年12月2日(水) 会場:京都桂病院 

      13:00-16:00 

     ⑨冠動脈インターベンション治療を見る
       中村 茂  
 京都桂病院心臓血管センター所長 

 冠動脈インターベンション治療を実際に見ることで、第1 回から4回で習得した内容を確認する機会としてほしい。
 また、治療見学の間、講師による解説を聞くことで、冠動脈インターベンション治療についての理解を深めてもらいたい。